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~大人のための官能童話集~
第4章 三幕‥赤ずきんちゃん◆
「ハァハァ……こうして見てるだけで堪んねぇなあ。俺はこっちのお口で咥えてもらうか」
荒い呼気を吐き出しながらニーナの肌を撫で回していた男が性急な動きで、ズボンと下着を引き下ろし勃起した一物を取り出す。
赤黒く脈を浮き上がらせた男根は既に腹が付きそうなほどそそり勃ち、鈴口からは透明な滴をぷっくりと浮かび上がらせていた。
ソレをニーナの口元に寄せ、男は一言。
「ほら、咥えろ」
「……んっ?」
唇に熱い肉塊を押し付けられて、ニーナは戸惑う。
何せ男女の付き合いなど勿論経験は無く、男性器を目にするのも初めてだった。
そして鼻につく、汗臭さに混じった男の匂いは独特で。
混濁した意識ながら、不快さにニーナは眉を顰(ひそ)めた。
そんな調子で一向に咥えようとしないニーナに、痺れを切らした男は
「おら、どうしたよ? さっさと咥えやがれってんだ!!」
「ふぐぅっ?!!」
横たわったニーナの頭を引き寄せ、躊躇していた男根を無理やり咥えさせた。
息苦しさにニーナは喘ごうとしたが、それさえも許されず。
ゆるゆると口内を犯される。