この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
~大人のための官能童話集~
第5章 四幕‥赤ずきんちゃん◆
 

(一刻も早く、体を休めてやらないと……)


洞穴の入り口をくぐり抜け、背中で扉を閉じる。

そして丸い空洞の室内の端。

枯れ葉などを集め、その上から布を被せた簡易な寝床にシルヴァはそっとニーナの体を横たえてやった。


「本当に大丈夫か…? 汗が――」


じっとりと額に浮かぶ脂汗を見て、シルヴァは熱を測ろうとニーナのおでこに手のひらを当てた。

しかし、その瞬間。


「は…ああぁん…っ!」


まるで電流が走ったかのような感覚に全身を襲われ、ニーナは無意識に淫らな声で喘ぐ。


「ニーナ……お前……」


そこでようやく、シルヴァはニーナの尋常ではない様子を察した。


「あ……シ、ルヴァ……どうしよう……わたしの、体……っ、変…な…の」


息も絶え絶えに、ニーナは瞳を涙で潤ませながら。

縋るものを求めてシルヴァの服の裾を掴む。

今や下半身だけでなく、体のどこもかしこも変に敏感になっていて……。

このままでは、ぐずぐずに頭も体も蕩けて……どうにかなってしまいそうだった。

 
/69ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ