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バックヤードの誘惑
第2章 反応してしまった・・

「どうしたんですか・・やめてください!」


下半身を押しつけられて動けない。

段ボールと和樹に挟まれた美佐江は必死になって

身をよじるしかできなかった。



「オレさぁ、狭いとこって興奮するんだよねぇ。

 このもどかしさっていうか拘束感っていうか・・おまけにさぁ・・」



大きな掌で美佐江の片頬を包みながら



「吉沢さんの眼を見てるとさぁ・・

 欲しがってるなってわかるんだよぉ。

 そそられるんだよぉ・・やりたくなるんだよぉ・・」



もう片方の手がスカートの裾から入り込む。

上へ上へと這い登っていく。



「ちょっと・・いや!やめて・・」



必死になってその手を拒むが

男の力に勝てるわけがない。

手首をつかんで止めようとしたが、

和樹の指先がショーツの中に入り込んでしまったところで

美佐江の手の力は簡単に抜けていった。



「ほら・・やっぱり・・」



和樹の下半身に押さえつけられた美佐江の下半身は、

彼の指の動きに合わせて

揺れる・・

手を無駄に振り回し、抵抗しているのだと

相手に訴えかけてはいるが・・

美佐江の体は正直だった。

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