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若社長と秘書子の攻防
第2章 セカンドラウンド



 硬くなっている小さな突起を社長は捏ね、ときに指で弾き。私が半泣きでやめてと訴えても続け。


 そればかりでなく下の窪みに指を2本埋め、抜き差しは徐々に激しさを増し。


「ああっ! やぁ、も……ほんとに……んあっ!!」


 ぐちゅぐちゅと掻きまわされるのも、コリコリと捏ねられるのも怖いくらいに全身を痺れさせるものだと社長の指が教える。


「佐和。僕の指でイクんだ」


 中のひどく反応する箇所を社長は見つけ、そこを執拗なほどに責めてきて。


 痛いのか気持ちいいのか、もう私にはなにも解らないし、社長の顔も見えなくなって。


「ひゃ……っ、ああぁっ!」


 ただ頭の中で白い光景が弾けたのだけが鮮明だった。


 息は上がり、身体が痙攣するのを止められない。


 これがイク……という感覚なのでしょうか……。


 どっと噴き出す汗が流れ落ち、強張った身体をふかふかの布団に投げ出し、そんなことをぼんやりと考える。


「もう根をあげたわけではないよな? 本番はこれからだ」


 いつの間にやら服を脱いでいたらしい社長が私の頭の横に両手をつき、意地悪そうに耳元で囁いた。







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