この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
若社長と秘書子の攻防
第1章 ファーストラウンド



「とんでもございません。そんな命令は受けておりませんよ?」


 どこの会社に社員の素行調査を命じる社長がいるというのかしら。ちったぁそのヘチマのスポンジ並のカッスカスの頭で考えやがれってんですよ。


「……ですが。社長は常に痒いところのその先を予想して、まだ痒くないところまで手が届く能力を要求されておいでです。それは先輩方も知っておいでですね? ですから社長の、延いては社の評価に繋がる社員の素行を把握しておくのは、私の業務だと認識しております」


 あらあら、先輩方ってば。唇ブルッブルしすぎちゃって言葉も出ないようね。


「ああ、そうそう。安心なさってください? 先輩方の脛の傷、まだ私の貧相で抉れ気味の胸にきちんとしまってありますから」


「そこまで言って……!!」


 言ってなくても脳内情報駄々漏れなんですよ。まな板に干し葡萄で悪かったわね。


 でもまあ。真夏の空より青色の先輩方に免じて赦してあげましょうか。


 私は資料作成を何事もなかったように続けていれば、13時丁度。内線が鳴って第2ラウンド開始を予感させた。






.
/94ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ