この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
若社長と秘書子の攻防
第3章 ラストラウンド



「社長……?」


「いいから」


 促され、重厚なデスクを挟んで社長の前に立つ。


「そこじゃない、ここだ」


「ここって……」


 どう見ても社長の膝の上を指されていますよね? つまりそこに来い、と?


 仕事中なのにと戸惑うが、中断させた私が言えるはずもなく素直に従う。


「し、失礼します」


 小さく断り、社長の上にちょこんと横向きに座ってみますが……思っていたよりも恥ずかしいのですが、これは!!


 叱られ、けなされ、意地悪をされることを予想していた私に、思わぬ行動を取らせる社長。何を企んでいるのか、今後の展開がまったく読み取れない。


 私を閉じこめるように回された社長の腕にも、ドキドキもするが少し怖い。


「以前キミは僕に聞いたな。なぜキミを好きになったかを」


「え、あ……はい」


「キミが僕にこの場所に座る決意をさせてくれた女性だったからだ」


「この場所と言いますと?」


「覚えていないか? 昔キミは僕に聞いてきただろ。大学卒業後の進路のことを」


 そんなことあっただろうかと記憶を辿り、そういえばそんなこともあったと思い出した。







.
/94ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ