この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
若社長と秘書子の攻防
第3章 ラストラウンド



 社長は一旦口を閉ざし、私を強く抱きすくめる。


 すっぽりと埋まってしまう広い胸に、私の乏しい胸がドキドキと騒ぎ出す。


「そして昔も今も……おそらくこれからも。僕の心を動かすのはキミだけだ」


 耳元に響く低い声に心拍数は急上昇。これ以上上がると、昇天は避けられないかもしれません。


「これではキミの質問の答えになっていないか?」


「いいい……いえ! 充分です! もうわかりました!」


 あれほどこだわっていた、12年前社長が私を好きになった理由。私の期待していた答えとは違いましたが、社長の想いは十二分に伝わり、こだわりは溶けていく。


 溶けるどころか、上がった体温で気化しております。私の肉体も気化して無くなる心配をしかけていると。


「そうか。なら……」


 社長は私を離すと腰をつかみ、軽々と持ち上げて机の上に置く。


「質問には答えた。ここからはキミへのお仕置きの時間としようか」


「……え?」


 耳が悪くなったんでしょうか? なんとおっしゃいました!?


 お、お仕置きなんて聞き間違い……ですよね?









.
/94ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ