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俺もう鈍感のフリ辞めるわ
第3章 ツンデレ娘は好きですか?

「体育倉庫の荷物整理頼まれたの」
「えっ?なんで俺が...」
「男でしょ!!女の子が一人で力仕事するのを黙って見過ごすの?」
「そうじゃなくてさ、クラスの男子は?なんでわざわざ別のクラスの俺なんだよ」
「えっと...アンタが一番暇そうだったからに決まってんでしょ!!」
「なんじゃそりゃ...」

理由が強引過ぎるだろ...
自惚れとかじゃなくて、芽衣は俺と二人で過ごす口実を作ってるだけだろう。
だいたい体育倉庫の整理の話はホームルームで聞いたが、やりたい人が率先してやる類いの物で強制力も無く、現に俺のクラスでは一人も参加しない。
芽衣はわざわざ立候補したんだろうなぁ...
たぶん立候補したのは芽衣一人だろう。そしてその一人で俺のクラスの生徒が呼ばれなかった事から、一人で十分な作業だと思う。

「俺今から帰るんだけど...」

芽衣が何も言わないので心底めんどくさそうに言ってみると、なんと芽衣は小刻みに震えながら今にも泣きそうな顔をしていた。
そうだった...芽衣はツンツンしてるくせに、泣き易い...
確か泣きそうな芽衣を軽く慰めた時から、俺に絡んでくるようになったんだったな...
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