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俺もう鈍感のフリ辞めるわ
第5章 生徒会室はナニするトコロ?

直美が再び作業に戻ってしまったので、強引に切り込んでみる。
「先輩疲れてるんでしょうね。肩でも揉みましょうか?俺得意なんですよ」
「そうだな...頼むよ」
よかった...これで断られたら本当に一人オセロするところだった。
ちなみに男が女に言う肩揉みが得意という台詞はほとんど嘘だぞ?
直美のしなやかな肩に触れ、ゆっくりと親指で押す。
「ああー...先輩凝ってますね」
肩凝りなんてよく解らないが、とりあえずこの台詞は言っておこう。
「最近は忙しかったからな...ん...気持ちいいよ」
直美は少しリラックスした様子だ。俺としてはこのまま触り心地の良い肩を揉みながら、先輩の香りを楽しむだけでも良いんだが...先輩が疲れているようだからもう少し頑張らないと...先輩の為だからね?
「じゃあ全身に疲労が溜まってるんですね。脚も揉みましょうか?疲れが取れますよ」
「脚!?う、うーん...お願い...しようか」

