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俺もう鈍感のフリ辞めるわ
第6章 爛れた休日?
「とりあえず簡単なのだけど...どうかな?」
「うめぇ...」
凛子の作ったチャーハンとコンソメスープの美味しさに、俺らしからぬほっこりとした顔を浮かべてしまう。
そうだよ!!こんだけ女がいれば料理上手キャラが一人はいるはずじゃん!!
しかも、ちゃんとスープとかサラダを作る女は女子力が高いんだよ(※俺調べ)
まあ代わりに下手なヤツがいるだろうから、凛子以外の料理は当分勘弁な?
「ホント?良かったぁ」
凛子はほっとした様子で、俺が止まらずに食べ続ける姿を嬉しそうに眺めていた。
ホントホント、俺嘘ついた事ないから。正直者で有名です。
「ご馳走さま。すげぇ旨かった!!」
凛子は完食した俺の言葉にもう一度笑みで返し、自然と食器まで片付けてくれる。
はぁー、また凛子の以外な一面が見れたな。
凛子は食器を片付け終えると、ソファーに座る俺の隣にちょこんと腰掛ける。
もうやる事は一つだな...凛子だって顔赤くしてそわそわしてるし。
(自分の欲望に)正直者の俺が凛子の手に触れると、凛子は少しだけ俺に近付く。
凛子の手料理にテンションが上がり切っていたが、ここで「デザートは君かな?」的な台詞を言わないくらいまでには冷静さを取り戻していた俺は、凛子と肩を寄せ会う...
そしてそのまま顔を接近させ...
「凛子...おr【ピンポーン...】