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俺もう鈍感のフリ辞めるわ
第7章 幸運を運ぶ少女!?
「えっと...漫研で部室の前に絵を張り出す事になってですね?なんとっ!!私の絵が採用されちゃったのですよ」
あー...「なんとっ!!」の時のドヤ顔がまたなぁ...
ふむふむ...そういえばそんな絵を見た気がするが...書いた人もセットで見てた記憶は無いな...
「それででしてね?先輩がその絵を見た時に上手いなぁ...って言ってくれてですね」
少なくとも上手いは....うむあぁいって発音じゃなかったぞ?
それもなんとなく覚えているけど...誰かいたのか...
「そしてっ!!その先輩を私がですね?部室の奥から見てたんですよぉー」
...は?そっちが一方的に見てただけかよ!!知るかっ!!!てかむしろなんで俺が知ってると思ったんだよ!!?
「うーん...直接話してはいないんだよな?」
「ほへぇ?そうですが...」
お前次ほへぇ?って言ったら殴るかんな!!?
「それじゃあ俺は渡崎さんの事知らないはずだよ。だって俺見られてる事すら気付いてねーもん」
「えええぇぇ!?あっ!?それもそうですね...あははっ」
何が面白いの?まあほへぇ?じゃなかったから良いけど...