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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第30章 《巻の弐―決別―》
 湯を弾くすべらかな膚には至るところに昨夜の情事の名残が刻印されている。うなじや胸のふくらみにはっきりと判る赤いアザが花びらのように散っている。湯に入ったせいで、その花びらがいっそう鮮やかに浮かび上がる。
 男の手に馴れてゆく我が身の身体が厭わしく、世にも穢れたもののように思えた。この身体が憎い、男の思うがままになってゆくこの身体が恨めしい。自分は、こんなに淫らな人間ではなかったはずなのに。
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