この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第30章 《巻の弐―決別―》
 この姿になると、本来の自分に戻ったような、肩の荷を降ろしたような軽やかな気分になれる。身軽にひょいと塀を乗り越え、鮮やかに着地を決めると、泉水は両手を持ち上げ、うーんと思い切り伸びをしてみた。
 外に一歩出ると、意外にまだ強い陽差しが道を照らしていた。榊原泰雅の妻としてこの屋敷で暮らしたのは、わずかに一年八ヵ月に満たない間のことであった。
/3368ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ