この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第4章 《参の巻―囚われた蝶―》
「許婚者―、最初にこの縁組みが来た時、泉水には確か昔、許婚者がいたと聞いた」
 泉水は首肯した。
「はい、私が八歳のときに父が定めた許婚者でした。でも、祐次郎さまは十四でお亡くなりになられたのです。ご病気でした。それ以来、私は縁組みした殿御を取り殺してしまう星の下に生まれたと云われてきたのです。それゆえ、祐次郎さまがお亡くなりあそばされた後、縁談もふっつりと来なくなりました」
 語り終えると、泰雅は泉水に問うた。
「惚れていたのか?」
/3368ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ