この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第38章 《巻の壱―別離―》
 時橋が途端に慌てふためく。泉水は破顔した。
「相変わらず、大仰な物言いよのう。たかだかくしゃみ一つくらいで、風邪を引いたやもしれぬと大騒ぎして」
 昔から心配性の乳母であったが、こと黎次郎に関することとなると、最早大仰というよりは、見ていられないといった感がある。顔が赤ければ〝お熱があるのでしょうか〟、くしゃみをすれば〝お風邪を召されたのでしょうか〟、まさに孫に盲目になっている祖母そのものいった狼狽えぶりだ。
/3368ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ