この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第40章 《巻の参―出家―》
 泉水は夢中で走った。裸足のままであることも厭わず庭に走り降り、庭のあちこちを探し回った。しかし、狭い庭は探す手間も必要なく、ほどなく時橋は見つかった。
「時橋―ィ」
 泉水の絶叫が夜の静寂をつんざく。その声で、伊左久が物置小屋から飛び出してくる。伊左久は庭の片隅の小さな小屋で起居しているのだ。女ばかりの尼寺に、男が共に起き伏しするのを遠慮してのことであった。伊左久も眠っていたはずで、寝間着代わりの着古した作務衣姿であった。
/3368ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ