この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第40章 《巻の参―出家―》
「蓮照」
 まだ身に馴染まぬ名を呼ばれ、泉水はハッと我に返る。
 隣で光照が優しい微笑みを浮かべていた。
「何を見ていたのですか」
 問われ、素直に応えた。
「蝉を見ておりました」
「蝉を」
 泉水は手のひらに載せた小さな蝉を指し示す。羽化の途中で死んだ蝉を光照はしばらく無言で見つめている。
/3368ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ