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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第45章 《巻の参―変化(へんげ)―》
「もとより、この脇坂倉之助、身命に賭しても、若君さまの御事、必ずやお守り致します」
 脇坂の言葉は、どこまでも頼もしかった。
 泉水は、ぼんやりと庭を見つめた。
 白い紫陽花が初夏の陽光を浴びている。
 その穢れなき色が、泉水の眼を眩しく射た。
「それよりも、脇坂どの。私はつくづく浅ましき我が身が厭わしい」
「―」
 脇坂は、それに対しては無言であった。
 短い静寂が流れた。
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