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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第57章 《壱》
 海老茶の地の着物に利休鼠の帯をきりりと締めたそのたおやかな立ち姿に、維助はひとめでハッと眼を奪われた。
 年の頃は維助よりはわずかに年長であろうが、それでも二十六、七ではないか。雪のようなと形容するよりは、透き通るとたとえた方がふさわしいであろう抜けるような白い膚に黒曜石のような瞳はやや眦が上がり気味で冴え冴えと煌めき、形の良い唇は紅など引かずとも朱を点じたよう。
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