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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第7章 《巻の弐》
 流石に誰より泉水の気持ちを思いやってくれる乳母であった。河嶋はかつては泰雅の乳母を務めた女性でもあり、現在は榊原家の奥向きも取り仕切る侍女頭である老女の地位にある。普段は取り澄ました顔をしていて、取っつきにくい印象を与えるが、なかなか話の判る女で、泉水をも正室として重んじてくれている。
「そうか」
 泉水はぼんやりと蒼色の花を眺めた。心なしか、昨日よりはほんの少し色が濃くなったような気がする。
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