この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第9章 《巻の四》
 だが、何故、泰雅がそのような仮面を被らねばならぬのか、そのところが源太夫にも判らない。泰雅には何か、源太夫にさえ思い及びもせぬような重大な秘密があるのではないか、そう思うときがあった。
 それは長年の奉行として務めてきた源太夫の勘であった。あの男はただ者ではない―、源太夫は泰雅のいかにも物事に囚われない飄々とした態度の下に、怜悧で酷薄とさえいえるもう一つの貌が透けて見えるような気がしてならない。
/3368ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ