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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第16章 《巻の弐―花―》
「おやおや、これは嫌われたものだ」
 僧が唇の端を引き上げる。泉水の視線は思わず、その端整な面に釘づけになった。たった今、この男が祐次郎ではない、やはり全くの別人なのだと思ったばかりなのに、脆くもその自信は揺らぎ始めている。
 形の良い額、すっきりとした鼻梁、―やはり、似ていた。いや、似ているというひと言だけでは到底片づけられないほど酷似している。泉水がじっと見つめていると、僧は忍び笑いを洩らしながら、ゆっくりと近付いてきた。
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