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ーウラ彼ー
第13章 修司くん
車が出発すると、2本の飲み物を渡される…。
「これは、寒いから、膝に置いてて…!」
あったかいココアと。

「こっちは、たくさん泣いたから、水分とらないと…!」
冷たいアップルティー。

「フフ…。」
自分の行動が全部見られてたみたいで…恥ずかしくて笑ってしまう。

「何で、笑うんだよぉ〜!」

「修司くんって、エスパーなの?
それとも…女の扱いになれてるとか??
誰にでも優しいの…??」

「なんだそれ。…苦笑。
海斗と一緒にすんなよ!俺は誰にでも優しくしない。
好きな子だけ…。
だから…詩織ちゃんだけ…。」

「えっ…?」

驚いてるとまた、手を握ってきた…。






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