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ーウラ彼ー
第15章 卒業パーティー
「眠れないの…?」

急に声をかけられてびっくりする!

「修司くん…。
あつ、早く寝ちゃったから、目が覚めちゃって…。」

「海斗は寝たんだな…」「うん。」

さっきの事がバレてないか…ドキドキする。。。

「あいつ、酒飲んで寝たら起きないからな。。俺の親も片親で、仕事ばっかりだし、あいつの親もほとんど家にいないから…。
たまに2人で飲むことあって…ストレス発散なっ!

したら、朝まで絶対!起きない!!

見てて!!」

修司くんは、海斗の腕を持ち上げて、身体を浮かせる…「海斗!!」
って声をかけても、全然!起きない!

「なっ!起きないだろー!」

修司くんは面白そうに笑う…。

「本当だね…。フフ…」

「外は寒いだろー!これ。」

修司くんがミニ毛布を持ってきてくれる。

ドアを閉めて、2人で外に出る。

「ありがとう。ごめん…修司くんまで起こしちゃったね…」
「いや…、俺、寝てなかったから…。」

……!!!!!


私が固まってると…。

「あんな可愛い声、出されたら…寝れないよね…。」

耳元で囁いてきた。

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