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第9章 浮気

海斗が人一倍、傷付いて…いることを知っていたのに…。自分の気持ちを伝えず…避けてしまった。

「ごめん。。。実は、最近、会ったらHばかりで…何だか身体が目的なのかも。。って勝手に不安になってた。
体調が悪かったのも本当で…。だから、そんな時も海斗に求めるられると…、嬉しいけど。
でも、虚しくて…。好きなのは私だけなのかもっ…って」

もっと、早く気持ちに正直になってたら、お互いを傷つける事はなかったのかも知れない…。

「じゃあ、海斗は、私と別れたと思って…新しい彼女が出来たの？ 女の人と一緒だった事も聞いた…。」

1番、聞きたくない…でも、聞かなきゃ。

「ごめん…。なんかヤケになってた。別に付き合ってるとかじゃなくて…。その時だけのノリで…。

友達の家に行ったら、そいつの姉ちゃんの友達が来てて…。久しぶりに地元に帰ってきたらしいんだけど…。
なんか意気投合して…、、誰でも良かった。。

で、こっちにいる間は、何度か会ってた…。
もう、帰ったけど…。

結婚するんだって、、戻ったら。
俺も誰でも良かったし。。。」

海斗の悪い癖。…寂しいなら誰でもイイんだ…。