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ーウラ彼ー
第11章 友達
修司くんは、海斗と同じ高校の同級生で、8月生まれだから18歳。すぐに免許も取ったんだって。

いちおう、運転は禁止らしいけど、、、
バレなきゃ平気だって笑ってた。


「俺も免許ほしー!!けど、親がダメだって…。
卒業が決まってから教習所に行けって…はぁ…。
車があれば、詩織を迎えに行けるのに…。」

嬉しいけど、海斗なら毎日来そう…笑
それは、それで困るな…なんて思ってたら。

「海斗に車を持たせたら、遊びまくるだろー!
詩織ちゃん家に毎日行きそうだし!」

修司くんがつっ込んで、三人で笑った。

修司くんは、5つ違いのお姉さんがいて…。
小さい時に両親が離婚して、お母さんと一緒に生活してるんだって。

家は、学校の近くらしいけど。
おばぁちゃん家が海斗ん家の近くにあって、おばぁちゃん家に行く時はバスに乗ることが多かったんだって。
…たまにバス停で見かけたのは、その時か…。
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