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そのキスの代償は……
第12章 その後の二人
もうこれ以上その目を見たくなくて…

ソファーの前に立ち、瞼を伏せてから背中に手を回して

ブラのホックに手を伸ばして…

外す。

小ぶりの膨らみが戒めを解かれたのに、興奮して呼吸は急に上がり始めた。

ぶら下がっているだけの肩ひもを抜き、そのまま床に落とす。

自分ではコントロールできなくなった鼓動の音が

これでもかと耳に響き渡った…


ショーツの脇に両手の指を差し入れ、

屈みながら足首に向かって引き下ろす。

右足を抜いた時、

「あぁ~、糸を引いて…」

突然耳に飛び込んできたその悩ましげに低く呻くような声色で躰が硬直し、

一瞬動きが止まる。

「そのまま脱いで、こちらに足を開いてよく見せろ」

高揚し頬を染めながらも、言うがままにソファーにお尻を沈め

両足を持ち上げて肘置きに乗せた。


それから…

戸惑う気持ちを振り切るように、勢いよく膝を割る。

いつもは秘められたソコが空気に晒された感覚に…

見られているであろうそこからはジュッと蜜が溢れる。

無意識でギュッと膣が締まりダラリと淫汁が溢れ、

その下にあるもう一つの穴まで撫でるように流れた。


「まだ脱いだだけでもうそんなに濡れてる。

昼のすました顔の下に淫乱な躰を隠して…

そんなに欲求不満だったか?」
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