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そのキスの代償は……
第2章 その想い
まぐわってしまったあの夜を越えて、週が明けた。

いつものように変わらぬ素振りをして仕事をするようにした。

でも集中が途切れるふとした瞬間に瞼を閉じると

断片的に甦ってくる彼女の艶めかしい姿態。

俺はどうやっても拭い去れない幻想に犯され、

その度にそれを追い払うことを諦めて、どっぷりと浸かるためだけに

喫煙ルームに足を運ぶ。

そして、紫煙に包まれてぼーっと窓の外を眺めた…


「いや、いや、いやぁ~」

彼女はベッドの上で従順に股を大きく開きのけぞっている。

クリにあてがわれてこする指の動きに

敏感に反応して叫びながら、涙でぐちゃぐちゃになった顔を

何度も激しく左右に振り拒絶の言葉を紡ぐ。

「『いやぁ』じゃなくって『いぃ~』の間違いだろう?

嘘つきが…

こんなに濡らしておいてダメなわけないだろう?

気持ちイイ時は『いぃ~』って言え!!」

俺は指のスピードを緩めることなく、

刺激を続けられて膨らみきったそれをつぶしながらこすり続けた。

「ん~。いやぁ…

いぃいぃ~」

艶声がますます激しくなる中、こすっている指にドロドロの蜜が絡みついて

魅惑的な穴がより潤いを増す。

「またイクか?」

と問う先から俺は一気にたたみかけて彼女を飛ばした。

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