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そのキスの代償は……
第15章 エピローグ
「いやぁあああああああああああ…」

聡美が獣のように四つん這いになって頭を振り乱し、

全身を震わせながら喚く絶叫と、

ジュボジュボという突きを繰り返す卑猥な水音が重なり部屋を満たす。

俺は一切手加減することなく、自分の飢え切った欲望を満たすためだけに

目の前の穴にパンパンと高い破裂音がする程腰を打ち付け突き挿し続けた。


「はぁっ、あっ、あっ、あっ、ああああああああああ…」

聡美の姿態が木の葉のように揺れ続ける。

夢中に快感を追求していると突然重心が下がり、

脱力して突き上げられた尻が崩れそうになるのを

グイと引き寄せ奥まで突き上げた…


それからもただ怒りなのか、飢えなのか

自分にもわからない溢れ出る欲に任せ、治まらない衝動の赴くままに…

犯し凌辱し尽くした。


いつぐらい振りだろうか?

ひなを抱けない欲求不満を聡美にぶつけ、躰に渦巻く毒をまき散らし…

精をその忌々しい胎内(なか)に吐き出してしまった。


翌朝、ベッドの上で頬を染めながら俺の首に腕を回してきた…

そして勘違いな聡美が耳元で囁いたのは、

「あんなに愛してくれるなんて嬉しい…

私たちもう大丈夫よね?

実は…

冬に始まるプロジェクトで、貴男(あなた)が必要なの…」

俺を地獄に叩き落とす甘い言葉だった。
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