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そのキスの代償は……
第2章 その想い
離婚は結婚より精神的に色々と消耗した。
結局、私も母と同じでこれから必死に働き図目で
娘二人を育てなければならないのだろう…
今どき女も高校は当たり前で大学を出ないとそれなりの就職先なんてない。
私も母と奨学金のおかげで大学を出たからこそ専門職に就くことができた。
そして、キャリアがもったいないからと仕事を続けた結果、
おそらく他のシングルマザーよりはまともな生活が送れていると思う。
結婚出産を機に退職なんてしていたらと思うと…
恐ろしい。
でも離婚で何より私が辛かったのは、お金のこともあるが
夫と壊れていく関係の中で、
女としての自信を完全に失ってしまったことだった。
二人目の妊娠を告げた頃から、夫に触れてもらえなくなった。
そのもどかしさ、口惜しさ…
それでも妊娠出産の間は仕方がないと諦めた。
やはり流産の可能性は否めなかったし、
体調に余裕がなかったことも事実あったから。
それでも、その全てから解放されても
夫は私の事をまったくかまおうとしなかった…
私に魅力がないから?女としてもう無理なんだろうか?
確かにそういう努力に欠けていたと自覚してからは、
少しずつ自分磨きも可能な限り頑張った。
それなのに…
そんな私の努力をあざ笑うかのような夫の一言が、
私の心を粉々に砕いた。
結局、私も母と同じでこれから必死に働き図目で
娘二人を育てなければならないのだろう…
今どき女も高校は当たり前で大学を出ないとそれなりの就職先なんてない。
私も母と奨学金のおかげで大学を出たからこそ専門職に就くことができた。
そして、キャリアがもったいないからと仕事を続けた結果、
おそらく他のシングルマザーよりはまともな生活が送れていると思う。
結婚出産を機に退職なんてしていたらと思うと…
恐ろしい。
でも離婚で何より私が辛かったのは、お金のこともあるが
夫と壊れていく関係の中で、
女としての自信を完全に失ってしまったことだった。
二人目の妊娠を告げた頃から、夫に触れてもらえなくなった。
そのもどかしさ、口惜しさ…
それでも妊娠出産の間は仕方がないと諦めた。
やはり流産の可能性は否めなかったし、
体調に余裕がなかったことも事実あったから。
それでも、その全てから解放されても
夫は私の事をまったくかまおうとしなかった…
私に魅力がないから?女としてもう無理なんだろうか?
確かにそういう努力に欠けていたと自覚してからは、
少しずつ自分磨きも可能な限り頑張った。
それなのに…
そんな私の努力をあざ笑うかのような夫の一言が、
私の心を粉々に砕いた。