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そのキスの代償は……
第3章 その情事
あの人の唇が、足先から吐息と共にゆっくりと這い上がる。

唇を付けたまま太腿をのろのろとなぞり、そしてそのまま…

茂みに向かう。


「いやぁ…

おねがいだから、そこは…」

条件反射で腰を引き、目を見開きながら思わず拒否の言葉が零れる。

それは…

それだけは…

躰の内側から湧き出す違う震えを堪えながら、ずるずると後ずさった。


「まさかお前…」

離れた茂みに顔を再び摺り寄せ、鼻を押し付けて左右に振る。

それから茂みにちゅっとくちづけ、押し付けたあの人の唇が…

歪んだ気がした。


その歪みに私は目を閉じ、躰がびくっと反応して震えた次の瞬間、

両手の強い力でがばっと無理矢理両膝を割られた。

心臓がバクバクと壊れそうなくらい鼓動を打つ。

この上もなく恥ずかしいくらい大きく開かれた足の中心に感じたのは…

指ではなくもちろん吐息だった。


「そんな…

あり得ないだろう?」

「…」

私は何も答えられない。

「もしかして…

まさか、初めてなのか?ここに口づけられるのは…」

そう言いながら、あの人は私にではなく、その中心に向かって

優しく語りかけ始めた。

「こんなに甘い匂いで誘ってるのに、抗えるわけないだろう…」

言い終えるとゆっくり下から蕾をひと舐めした。
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