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そのキスの代償は……
第3章 その情事
「ひゃぁん…」
今まであげたことのない嬌声に自分自身びっくりする。
ガクンと躰に痺れが走り、次にビクビクっと反応した。
羞恥心と疼きが躰を包み、蜜がじわっと溢れ出す。
「ドロドロして、いやらしい匂いがしてるけど…
あ~あ~。また垂れて来たぞ。下の口はこんなに素直なのに、
上の口はどうして『いやぁ~』なんだろうな?」
クククっと笑いながらソコをわざと大げさな動きで一度だけ舐め上げる。
「いやぁんっ…」
私はもう喘ぎ声しか上げることができず、
腰が跳ねて、脳天に強い刺激が突き抜ける。
足を開かされたまま目をぎゅっと閉じ、全身を強張らせながら
それが行き過ぎるのを…
ただ待った。
高揚した心臓。緊張した筋肉から、少しずつ少しずつ力が抜けていく。
ひと舐めされただけでこんなになるんだったら、
これがもし貪られるようにされたら…
考えるだけで怖かったのに、疼く躰は私の気持ちに反して
だらしなく蜜を垂らし続ける。
この人の事だから、私の知らないもっとも感じる方法で
またどこかの世界へ飛ばしてしまうのだろう…
あの人に抱かれてから経験した、この飛ぶ瞬間に感じる恍惚感は
口では表現できないものだった。
今まであげたことのない嬌声に自分自身びっくりする。
ガクンと躰に痺れが走り、次にビクビクっと反応した。
羞恥心と疼きが躰を包み、蜜がじわっと溢れ出す。
「ドロドロして、いやらしい匂いがしてるけど…
あ~あ~。また垂れて来たぞ。下の口はこんなに素直なのに、
上の口はどうして『いやぁ~』なんだろうな?」
クククっと笑いながらソコをわざと大げさな動きで一度だけ舐め上げる。
「いやぁんっ…」
私はもう喘ぎ声しか上げることができず、
腰が跳ねて、脳天に強い刺激が突き抜ける。
足を開かされたまま目をぎゅっと閉じ、全身を強張らせながら
それが行き過ぎるのを…
ただ待った。
高揚した心臓。緊張した筋肉から、少しずつ少しずつ力が抜けていく。
ひと舐めされただけでこんなになるんだったら、
これがもし貪られるようにされたら…
考えるだけで怖かったのに、疼く躰は私の気持ちに反して
だらしなく蜜を垂らし続ける。
この人の事だから、私の知らないもっとも感じる方法で
またどこかの世界へ飛ばしてしまうのだろう…
あの人に抱かれてから経験した、この飛ぶ瞬間に感じる恍惚感は
口では表現できないものだった。