この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ナツキとあの場所で
第1章 プール
「そ、そういえば、女って自転車乗ってる時ってさ・・・なんか痛くないん・・・?」

若干12歳の僕のボキャブラリーと転機スキルではこの質問が限界だった。

夏生は僅かに「ん?」といったような顔をしこう答えた。

「・・・痛いって何が?」

「なんかこう、、座った時にゴリッとするような。。。ものが・・・」



夏生は少しの沈黙の後自転車を眺めつつこう言った

「・・・う~ん、無いと思うよ~。だって私、そんなん付いてないもん。(笑)」

「あ、そっか・・・・うん。」


自分から質問したのに僕の頭は真っ白になった。真正面で真っ当な正論を返されると人間は唖然とするものである。



「逆に男子っていつも乗る時痛いん?(笑)」
夏生は少し馬鹿にしたように聞いてきた。


考えてみれば男の自分も特に痛かったことはない、真面目に乗ってれば特に痛みなんか無い。



「いや、別に痛くないで」

「じゃあ何で聞いてきたん?」

「いや、なんとなく、ごめん(笑)」

「へんなの~」


夏生は微笑み首をわずかに傾け黒い髪を手櫛で少し整え、軽くサドルを2回バンバンッと叩いた。

彼女なりの「帰ろう」の合図だった。











僕たちはとりあえず、公園を後にし漕ぎ始めた。
(女の人のアソコの秘密、また今度聞いてみることにしよう)


夏生の座った僕のサドルは体温がまだほんのり残っていた。





/90ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ