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ナツキとあの場所で
第1章 プール
「そ、そういえば、女って自転車乗ってる時ってさ・・・なんか痛くないん・・・?」
若干12歳の僕のボキャブラリーと転機スキルではこの質問が限界だった。
夏生は僅かに「ん?」といったような顔をしこう答えた。
「・・・痛いって何が?」
「なんかこう、、座った時にゴリッとするような。。。ものが・・・」
夏生は少しの沈黙の後自転車を眺めつつこう言った
「・・・う~ん、無いと思うよ~。だって私、そんなん付いてないもん。(笑)」
「あ、そっか・・・・うん。」
自分から質問したのに僕の頭は真っ白になった。真正面で真っ当な正論を返されると人間は唖然とするものである。
「逆に男子っていつも乗る時痛いん?(笑)」
夏生は少し馬鹿にしたように聞いてきた。
考えてみれば男の自分も特に痛かったことはない、真面目に乗ってれば特に痛みなんか無い。
「いや、別に痛くないで」
「じゃあ何で聞いてきたん?」
「いや、なんとなく、ごめん(笑)」
「へんなの~」
夏生は微笑み首をわずかに傾け黒い髪を手櫛で少し整え、軽くサドルを2回バンバンッと叩いた。
彼女なりの「帰ろう」の合図だった。
僕たちはとりあえず、公園を後にし漕ぎ始めた。
(女の人のアソコの秘密、また今度聞いてみることにしよう)
夏生の座った僕のサドルは体温がまだほんのり残っていた。
若干12歳の僕のボキャブラリーと転機スキルではこの質問が限界だった。
夏生は僅かに「ん?」といったような顔をしこう答えた。
「・・・痛いって何が?」
「なんかこう、、座った時にゴリッとするような。。。ものが・・・」
夏生は少しの沈黙の後自転車を眺めつつこう言った
「・・・う~ん、無いと思うよ~。だって私、そんなん付いてないもん。(笑)」
「あ、そっか・・・・うん。」
自分から質問したのに僕の頭は真っ白になった。真正面で真っ当な正論を返されると人間は唖然とするものである。
「逆に男子っていつも乗る時痛いん?(笑)」
夏生は少し馬鹿にしたように聞いてきた。
考えてみれば男の自分も特に痛かったことはない、真面目に乗ってれば特に痛みなんか無い。
「いや、別に痛くないで」
「じゃあ何で聞いてきたん?」
「いや、なんとなく、ごめん(笑)」
「へんなの~」
夏生は微笑み首をわずかに傾け黒い髪を手櫛で少し整え、軽くサドルを2回バンバンッと叩いた。
彼女なりの「帰ろう」の合図だった。
僕たちはとりあえず、公園を後にし漕ぎ始めた。
(女の人のアソコの秘密、また今度聞いてみることにしよう)
夏生の座った僕のサドルは体温がまだほんのり残っていた。