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ナツキとあの場所で
第2章 夏生の家にて
7月25日
いつもどおり6時25分に起床。
オレンジジュースを飲み着替えて出席カードを首にかけ早足で集会場所に向かう。
まだ目が開きにくい
夏生は先に到着していたようだ。
僕たち地区は六年生が5人いる。
最高学年なのでみんなの前に立ってラジオ体操をする。
6年生並んで体操し、夏生と僕は隣同士。
最後の深呼吸が終わった後、僕の耳元に小声で言ってきた
「今日昼から遊ばへん?」
「まあいいけど~何時から?」
「ん~・・・1時半とか?」
「OK、じゃあご飯食べたら家行くわ」
今日は特に予定もなく暇なので誰でもいいから遊びたかった。正直嬉しい。
「他に誰か呼ぶ?和樹とか?」僕は聞いた。
「今日は二人でいいやん。」
なんか変な気持ちになって胸元の出席カードに目線を下げた。
僕はその言葉に少しドキッとしたんだと思う。思春期の入り口を発見したけど咄嗟に目を背けたような気分だった・・・。
いつもどおり6時25分に起床。
オレンジジュースを飲み着替えて出席カードを首にかけ早足で集会場所に向かう。
まだ目が開きにくい
夏生は先に到着していたようだ。
僕たち地区は六年生が5人いる。
最高学年なのでみんなの前に立ってラジオ体操をする。
6年生並んで体操し、夏生と僕は隣同士。
最後の深呼吸が終わった後、僕の耳元に小声で言ってきた
「今日昼から遊ばへん?」
「まあいいけど~何時から?」
「ん~・・・1時半とか?」
「OK、じゃあご飯食べたら家行くわ」
今日は特に予定もなく暇なので誰でもいいから遊びたかった。正直嬉しい。
「他に誰か呼ぶ?和樹とか?」僕は聞いた。
「今日は二人でいいやん。」
なんか変な気持ちになって胸元の出席カードに目線を下げた。
僕はその言葉に少しドキッとしたんだと思う。思春期の入り口を発見したけど咄嗟に目を背けたような気分だった・・・。