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ナツキとあの場所で
第2章 夏生の家にて
机の麦茶を五分の一ほど飲み聞いてみた。「今日何して遊ぶ?」
「なんでもいいよ~。親は今事務所やし、暇だったらからしょうちゃん居るだけで楽しいよ」
「お互い似てるな(笑)あ、コロコロ最新刊ある?」
「うん買った、読んでいいよ」
女子では珍しくコロコロコミックを毎月購読していた、僕は本棚中部の分厚い雑誌を手に取り机に戻った。
「・・・なんでそっち行くんよ。こっち来たらいいのにー」
「なんか嫌」
「え~・・・」
ふと振り返ると
結構本気でしょんぼりしている。
なんだかかわいそうなので、椅子の向きはそのままにして、体を逆向きにし、足を広げ、背もたれをまたぐように逆向きで椅子に座った。
ベッドに一緒に座るのは恥ずかしいけれどせめて体は夏生の方向を向けておこうと考えた。
夏生はベッドに座って足をパタパタさせている。
途中で今どこらへん?!と複数回聞いてくるので背もたれに顎を乗せながらその都度ページ数を答えた。
速く読み終わって欲しいのかな。
僕はコミックを半分読み終えたくらいで本をパタンと閉じ
続きはまた今度と言った。
「なんでもいいよ~。親は今事務所やし、暇だったらからしょうちゃん居るだけで楽しいよ」
「お互い似てるな(笑)あ、コロコロ最新刊ある?」
「うん買った、読んでいいよ」
女子では珍しくコロコロコミックを毎月購読していた、僕は本棚中部の分厚い雑誌を手に取り机に戻った。
「・・・なんでそっち行くんよ。こっち来たらいいのにー」
「なんか嫌」
「え~・・・」
ふと振り返ると
結構本気でしょんぼりしている。
なんだかかわいそうなので、椅子の向きはそのままにして、体を逆向きにし、足を広げ、背もたれをまたぐように逆向きで椅子に座った。
ベッドに一緒に座るのは恥ずかしいけれどせめて体は夏生の方向を向けておこうと考えた。
夏生はベッドに座って足をパタパタさせている。
途中で今どこらへん?!と複数回聞いてくるので背もたれに顎を乗せながらその都度ページ数を答えた。
速く読み終わって欲しいのかな。
僕はコミックを半分読み終えたくらいで本をパタンと閉じ
続きはまた今度と言った。