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ナツキとあの場所で
第3章 犬を連れてすずちゃんたちと
「すずちゃん今日はどのコース行くん?」
2人の2m後ろに1人従いていく僕は聞いた

「サンヨウの田んぼのとこにしようかな・・・」


すずちゃんの本名は鈴木彩(すずきあや)。肌が白くおとなしめの女子で弟が2人居る。
スポーツはあまり好きそうでないけれどガリガリでもなく太ってもいない。

背は夏生より2,3センチ小さかったがそれでも僕よりは大きい。

顔は可愛い方だと思うけどあまり喋らないタイプなのでクラスでの人気は中ぐらいだった。



「あー、あそこならめっちゃ広いもんないっぱい走らせても問題無さそう。」


「うん、着いたら夏生にモカ貸してあげる。散歩していいよ。」

「ほんま?!うれしいー!エサも散歩もできるやん!!」

夏生はしっぽは生えてなかったがしっぽをルンルン振っているかのように楽しそうだった。
鈴ちゃんの左手にはジャーキーっぽい商品を持っているようで。
投げたり食べさしたりするのかな~。いいな~。自分も食べさせたくなってくる。
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