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ナツキとあの場所で
第3章 犬を連れてすずちゃんたちと
「で、でも少ししか聞こえてないし自分自身なんとも思ってないでっ!」
「うあーもうめっちゃ恥ずかしい」
すずちゃんが恥ずかしがってるのは稀だった。
それに追い打ちを掛けるように僕は言ってしまった
「ふと思ったんやけど女の人のおしっこってどこから出すん?」
「え・・・・」
「恥ずかしい!夏生に聞いてよ・・・・幼なじみなんでしょ?」
「まあそうやけど、幼なじみやから逆に聞けへんというか・・・」
「でもなんで私に聞くんよ。変態~」
「変態じゃないから!まあいいや。そう言われるのも嫌だしもう聞かないでおく。」
冷めた目で変態と言われたらさすがに応える。単純な興味で聞いたんだけどすずちゃんは理解してくれなかったみたい。まあそれもしょうがない。
(やっぱり聞くなら夏生しか居ないか・・・今度絶対聞いてみよう。)
その後トイレから出てモカに餌を上げたりだっこしたりして遊んだ。
4時位から下級生らしき少年が数人三陽寺に来たこと以外は特に何もなく、のどかに遊んでいた。