この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ナツキとあの場所で
第6章 二人きり屋根の下
応答せず後ろを向いたまま。
そのまま手を裏返した。
拇指球あたりで掌底打ちをするように押しこむ。
「んっ・・・」
「女になる」とか「M」とかそういう言葉も意味も一切知らなかったけど
しっぽを握られた悟空のような、どこか力の抜けた弱った感じがするのは感じ取れた。
「あっ・・・」
後ろから声が漏れる。
三陽寺で触った時には詳しく気づかなかったが
親指の付け根から手のひらの真ん中までは明らかに硬い感触を感じるのに
指の先はモニュっとした柔らかい肉のような弾力がある。
一つの手で触れているのに2つの感触がある不思議。
「い・・・あぁん・・・あぅぅ」
そのまま触りつつ僕は振り向いた。
まるでお医者さんの触診みたいだなとふと思う。
(あれ?・・・なんか湿ってるぞ?)
そのまま手を裏返した。
拇指球あたりで掌底打ちをするように押しこむ。
「んっ・・・」
「女になる」とか「M」とかそういう言葉も意味も一切知らなかったけど
しっぽを握られた悟空のような、どこか力の抜けた弱った感じがするのは感じ取れた。
「あっ・・・」
後ろから声が漏れる。
三陽寺で触った時には詳しく気づかなかったが
親指の付け根から手のひらの真ん中までは明らかに硬い感触を感じるのに
指の先はモニュっとした柔らかい肉のような弾力がある。
一つの手で触れているのに2つの感触がある不思議。
「い・・・あぁん・・・あぅぅ」
そのまま触りつつ僕は振り向いた。
まるでお医者さんの触診みたいだなとふと思う。
(あれ?・・・なんか湿ってるぞ?)