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ナツキとあの場所で
第6章 二人きり屋根の下



「確かめてみて・・・いい?」


「・・・・」


夏生は無言だった。




先ほどと違い今度は正面を向いて触ってみる。


スッ・・


それはまるで医者の触診みたいで、「自分が異常なことをしている」というのが正面を向き合うとよくわかってくる。
ゆえに後ろ向きで手探りで触ってた時より恥ずかしいし、自分の大きくなっていくアレもズボン越しで見られてしまう恥ずかしさがあった。


むにゅ


スカートをもう片方の左手で捲してみる。

夏生は何も言わない。
恥ずかしそうに目線を合わせないよう火照った顔を斜め右、斜め左と忙しくしている。



むにぃ



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