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やさしいキスをして?
第7章 初デート?
『マジー??これ以上のパンチって何だよ!もう二週間も連絡とってねーのに。あさひが気づく前におれが死んじゃう…』
ゆうひくんは相当我慢してるみたい。
『マドちゃ〜ん…もうさ、あさひは一生気づいてくんないのかなぁ??』
『……ちょっと待ってて』
私は一旦席に戻って、テキトーに教科書を取って来た。
『はいコレ。』
『ん?現国の教科書?』
『あさひには、教科書借りにゆうひくんが私に会いに来たって言っといたわ。』
『……?』
『やきもち妬かせてやるのよ!』
『な、なるほど…!』
『ゆうひくん、あと一歩だから。ちゃんとあさひは気づけるから、頑張って!』
私がガッツポーズを作ると、ゆうひくんは笑ってくれた。