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第7章 初デート？

拒否されるなんて思いもしなくって。ムキになって、食い下がる。


『どうして？！ゆうひキスするの好きでしょ？もっとしようよ？』

ひと気がないとはいえ、公園の道端で。すっごい恥ずかしいこと口走ってるんだけど、あたし///だけど止まれない。ゆうひをもっと欲しいんだもん。

『……あさひ。いいこだから、大人しくおれに送られなよ。ちょっと風も冷たくなってきたし、早く帰ろーぜ。』


言うなりあたしの手を引いて歩き出す。な…なんで、はぐらかすの？！いつものゆうひらしくもないっ！//


『まだ…帰りたくない！ゆうひとまだキスするもん//！！』


振り払って拗ねたあたしに、ゆうひは困った顔をした。頭を掻いて、もー…と漏らしながら。今度はちょっと強引に、あたしを抱きしめた。