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やさしいキスをして?
第10章 番外編


『まどかちゃん…』


スッと伸びてきた手に肩を掴まれて。


『彼ら、これだけ言っても聞かないので。僕にも手が負えません。』


伏し目がちな瞳に外灯の明かりが映って、揺れてる…


『仕方がないので…』


そこで言葉を切った啓太くんと目が合って、離せなくなる。し、仕方ないって…え、…?


『手っ取り早く、解決することにしましょう。』

『え?あの、啓太、くん…//?』


手っ取り早く解決って…まさか、キス…?!い、いやいや//そんなワケないよね?


『いいですよね…?』


意味深に目を閉じた啓太くん。え、ウソ…?まさか本当に、この子達の前で…!?


『けっ…啓太くん待って///?!いくらなんでも、こんな形で…っ!』


心なしか、啓太くんの唇がとんがって見えるけどッ!!ウソでしょおおお/////??!!



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