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第11章 おまけ〈三島〉

『も…ものすごいことになっちゃってるよ、ゆうひくん…』

『はっはっはっ！これぞ、おひさまコース：文化祭の中心で愛を叫ぶ！ダーリンとハニーは永久に♡だ！！どーだ、超イケてる企画だろ？！』


得意そうに、満面の笑みで振り向いた岩本。こんな恥知らずなゲーム、誰がやりたがるんだか…


『ゆうひ大変だぞ！今の騒ぎでスゲー人集まって来たって！もう行列んなってるよ！』

『おぉ〜！んじゃ張り切って診断すっか！あさひ、手伝えよ！』

『オッケー！…じゃあマドカ達、来てくれてありがとね。また後夜祭で！』


一気に忙しい雰囲気となり、僕達は足早に教室を出た。