この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
やさしいキスをして?
第11章 おまけ〈三島〉


『後夜祭…行きましょう?』

『うん…!』


僕が手を差しだせば、君の手が重なって。
互いの指が、カギ状に湾曲する。


『足元気をつけて。』

『うん…ふふ//』

『……?どうしたの?』

『ううん、何でもないよ//?』


そう言って、また口元を緩める君は


『ふふ//だって、やっと繋いでくれたから!』


僕らの手を持ち上げて、はにかみながら白状した。


『うん…ハハ。やっと出来たよ//』


小さくてか弱くて。
簡単に収まってしまう掌は。


『うふふ…啓太くんの手、おっきいね//』

『いや…そうでもないよ//?』


…包みきれない。そこから溢れる喜びが大きすぎて。片手じゃ全然足りそうもないんだ。




/940ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ