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第14章 おまけ〈マドカ②〉

『ん〜…じゃあ分かった！二人でダメなら、皆で行けばいいんじゃない？！』


ちゅ〜っとお茶を啜ったあさひは、ぱちんっと指を鳴らして微笑んだ。


『皆って、あさひとゆうひくん？』

『と、チエミんとこ！三組のカップル旅行よ。部屋割りは当然にカップル一部屋！どう、イケる気がしない？！』

『どうって…人数増えても、啓太くんの態度は変わらないと思うけど…//？』

『やーってみなきゃ分かんないじゃない！ホラ、みんなで渡れば怖くないってやつ？周りにつられて、三島くんもスイッチ入っちゃうかもよ〜？』


なんだか安易な気がしたけど、頑張ってみたい気持ちはあるし。


『じゃあ…いつにする//？』

『よっし！早速チエミにも連絡して計画立てちゃお！善は急げってね〜♪』


明るいあさひに後押しされて、私達の旅行プランが練られていった。せっかくだし…楽しい旅行になったらいいなぁ//