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やさしいキスをして?
第14章 おまけ〈マドカ②〉
『チエミってばかっこいい♡マドカ、頑張ろーねッ!』
『…//ありがとね、二人とも。』
一件落着。三人で顔を見合わせた時だった。
『貴様…っ!何の真似だコレはっ!!』
階下から、啓太くんの怒号が聴こえてきた。
『いやほら!可能性がゼロとは限らねーだろ?!念のためだってば、念のため!』
『不要だ!返すッッ!!』
『バカヤロ!いざという時、困ってからじゃ遅いんだぞ?!男としてそこは責任問題…』
『ふざけるな///お前に心配される筋合いなんかないッッ!』
『いーから受け取れよ、せめて一個だけでも!』
『〜〜〜出ていけ////!!』
バンッと大きな音と共に閉め出されたのは、ゆうひくん。突き飛ばされでもしたのか、ひっくり返った状態で床に倒れていた。