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やさしいキスをして?
第14章 おまけ〈マドカ②〉
***
『私そろそろ戻るね。バーベキューの支度、しておきたいし。』
しばらく川で過ごした後。盛り上がってる皆を残し立ち上がると『僕も手伝うよ』って、啓太くん。来た時同様、川の石を渡って岸へ移動してると…
『きゃああ!!』
ドンくさく、足を滑らせた。浅瀬だったから良かったものの…思いきりコケて、上も下も服がビショビショ…
『大丈夫…?』
手を差し伸べてくれる啓太くんに掴まると、『あっ!』て声が降ってきて。
『まーかちゃ〜ん、ケガねーかー?』
近くから走ってきたトオルくんに、
『く…来るなっ!!』
啓太くんはまた、怒ったような声を出した。