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やさしいキスをして?
第14章 おまけ〈マドカ②〉
『誤解なのよねー…』
コテージに着き、後ろ手に扉を閉めたチエちゃんは
『…は?チエミ、いきなり何?』
『ケータくんは薄情じゃないって話〜』
振り返ったあさひと私に、ニコニコと笑みを向けた。立てた人差し指でツイッと私の胸元を指さすと…
『…あ///』
『おぉお〜…うっすらピンク//』
ようやく気づいた。
川の水で、私のTシャツが透けていたことに。
『分かったでしょ?男ども引き連れて、急いで離れて行った理由。』
『………//』
白地のTシャツに、中のタンクトップは白と黄色のボーダー柄。ぱっと見分かりにくいけど、確かにブラまで透けてる…
これを見られた?
あの距離で啓太くんに……?!
し…
しぬほど…恥ずかしい…/////!!