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第14章 おまけ〈マドカ②〉

『ふふ…トオルくん可笑しいわね。』

『トオルはね…』

『うん？』

『トオルはあぁ見えて、大人なの。一年ダブってるから、事実、歳上なんだけど（笑）』

『え、そうだったんだ？！知らなかった。』

『うん…いい奴。とってもいい奴よ…』


騒ぎ立てるトオルくんを見つめ、チエちゃんははぁ…とため息をついた。その横顔がものすごく、綺麗に見えた。


『アタシね、処女なの。』

『はぁ………』


グビッ…


『は、えぇえええ////？！』

『アハハ、時間差？』

『うえぇウソッ////！！そんなっえぇ？！』

『マーカちゃん面白い。うえ〜とか言ってるし（笑）』


だだだだって！！じゃあそのお色気は、一体どこから湧き出てるの////？！っっていうか！何の暴露なのっっ？！！