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第14章 おまけ〈マドカ②〉

『おじゃまします…』


入った部屋は、家具も配置も私の部屋とそっくり同じ。そういえば、ここの真上が私の部屋だから、柱や窓の位置も一緒なんだ。


『…あ、勉強してたの？』

『ああ、うん…もう切り上げる所だったけど…』


スタンドの明かりが点いているからか…誰かのいる部屋って、より明るくて温かい感じがする。


『あ！ちょっと、お布団の柄可愛い！』


ふいに目に入ったそれに、私のテンションは一気に上がった。


『えぇ〜何でこの部屋だけ？！私の部屋もあさひのとこも、二階のは全部無地なんだよ？いいなぁ〜北欧柄！』


もふっとダイブして、ぎゅーー♪
可愛いー♡枕カバーもお揃いになってる〜♡しかも、こっちのベッドとあっちのベッドは色違い。私はこっち！こっちのがいいな！！


『…………////』


……………ん？


ハッッッ！！！
私………馬鹿なのッ////？！